例会詳細
7月本部例会
日時 平成19年7月14日(土)午後1:30〜5:00
会場 滝野川会館301集会室
交通 JR京浜東北線上中里駅下車徒歩7分
改札口を出てすぐ前に見える道を右方向(坂を上る方向)に道なりに行き、大通り(本郷通り)に出たら、左折して少し行くと左手に見えるビル
会費 会員 2000円(含当日入会申込者) 一般 3000円

講演 「身体が持つ自然の仕組みを活用する鍼灸学ー自然鍼灸学ー」
講師 西條一止(にしじょうかずし)氏
 今回の講演の内容につきまして項目毎に簡単にご紹介致します。
刺鍼時の整体反応
 皮膚・皮下組織刺激では、主として心地よい刺激では副交感神経機能を高める反応が起きます。
 骨格筋刺激では、痛みのない状態で副交感神経機能亢進反応、交感神経ベータ受容体機能抑制反応が起きます。
刺鍼反応と生体機能との関わり
 副交感神経機能と刺鍼→患者の姿勢を坐位で呼気時に皮膚・皮下組織に軽微な刺激を15呼吸回数程与えると、生体の副交感神経機能と同期しその機能を高めます。
 交感神経機能と刺鍼→低周波通電刺激(合谷ー孔最)を10以上、患者の体位を臥位で行うと解けない過緊張を解きます。長坐位で行うと低下して高められない機能を高めます。
鍼治療は生体の仕組みを活用する
 鍼治療は呼吸リズムや体位を活用して治す力を高め、自律神経反応に方向性を与えて身の不調を改善させます。
 東洋医学は「気」をコントロールする医学とも言え、その中でも鍼灸学は重要な知識と技術をもっています。今回その道の第一人者をお招きして、鍼灸の効果と健康に関して分かりやすくお話し頂きます。

西條一止氏のプロフィール
 日本伝統医療科学大学院大学長筑波技術短期大学(前)学長/名誉教授、筑波技術短期大名誉教授、医学博士(東京大学)
著書:「臨終鍼灸学を拓く」(医歯学出版)、「臨終鍼灸治療学」(医歯学出版)

詳しい模様は会報サイジャーナル上で報告しています
←前回 開催記録 →次回

Copyright(C)2007 PSIJ
top