PSI Vol.46, No.1 October 2024 Data 2. pp.70-72.
ダーウィン進化論と相対論そして霊魂の存在
UFOフリーエネルギー研究家 田村 良一*


我々は子供の頃より、ダーウィン、アインシュタインの名前を聞いて育った記憶がある。
自然淘汰説やビッグバン、ブラックホール等科学の定番として、
誰も疑いもなく信じてきたように思う。
近代科学の元を作った偉人として称えられて久しい。
しかし、これらの説は本当に正しいのであろうか、
以前から異論を唱える人がいることも確かである。

ダーウィンの進化論については、同時代の昆虫学者ファーブルはずっと否定的な考えで
ダーウィンに何度も書簡を送っていたとの記録もある。

ファーブルの主張は、
たまたま他の仲間より優れた形質を持った固体が生き残り徐々に生物が進化したという、
自然淘汰説では、説明が出来ない現象が数多く存在し、
それは、各種生物の生まれつき持つ本能によってしか説明できないという考えである。
確かに、ファーブルが長年観察し続けた昆虫の世界では、何万種類の昆虫たちは、
自分たちの生態系における役割がまるで分かっているかのごとく、
周りの環境の変化にもかかわらず、
黙々と、自分の役割を果たしてゆくのである。

確かに、このような本能といわれる生物の習性が、
たまたま偶然発生したと考えるダーウィンの進化論では、
説明するのは難しいであろう。

また、近年発達してきた分子生物学的に考察しても、
生物を構成する基本物質である酵素が一つ偶然に発生する確率は、
10の390乗分の1すなわち、下のようになるのである。
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