PSI Vol.40,No.1 December 2018 Data 6. pp.122-131.
人間と星の作用とAIと未来(平和か混乱か)
笠原 康永*
Comparison between meaning and phenomenon about the vocabulary deduction and induction[July] Including the description to equations such as the essence of the living entity
Toshihiro HAMADA*.[BS] Society Student of the Open University of JAPAN.

Abstract
1.人間を取り巻くモデル
 人間は不完全で低次元から始まり、そこから螺旋階段状に進化してきた。人間は何回も転生しカルマを持つ。意識は簡単に3つに分けると超意識、潜在意識、顕在意識がある。前世の悪いカルマは現在の心身に現れる(詳しくはエドガー・ケイシーの情報を読んでください)基本的な運命や性格は生まれた時・受肉した時のバースチャートで決定する。ただし前世で悪い天の星巡りでの心理ドラマでも善い判断・行動ができていれば、今生で同じような試みはなくなる(参照:十菱燐さんのエドガー・ケイシーの占星術論を読み直す)。人間は地球を卒業するキリスト意識に達成するまで試される。

 この世界はNHK「時空を超えて」「神の数式」「数学ミステリー白熱教室」などでも解るように物理学、数式で現わされるが、人間の心、感情の面での説明は星の作用と脳科学でも説明がつく。

 ひとつの円を12等分したものを2種類に分けると男性宮と女性宮の2宮が出来る。3種類に分けると活動宮、柔軟宮、不動宮の3宮が出来る。12分割すると12星座になる。そして星々の角度、オポジット180度、スクウェア90度などにそれぞれに意味がある。そのように分割され分離・区分される。結局、区分と角度が全ての人間を影響させ動かす原理であった。人間の運命や性格はバースチャートでおおよそ決まりトランジェットとプログレスで運命の流れが発生する。しかしエドガー・ケイシーが語ったように魂=エンティティーの前世のカルマのパラメーターによって変わる。

 また、人間は大きく分けて「個人・家族」、「会社・社会」、「国・世界」の3つのレベルの問題と対峙しなければならない。大きなものほど悪い集団の集合意識があって変えるのが難しくなる。

 脳科学の面から考えてみるとウォルター・J・フリーマン、浅野孝雄さんが研究されたように脳の大域的リアクターの遷移によって心は出来る。NHKスペシャル脳と心で古い脳には子供の頃の記憶、古代人の記憶、時間がない領域があると説明していた。そして霊界を研究しているロバート・モンロー研究所の霊界には階層があるという情報がある。エドガー・ケイシーは、この物質世界では人間は超意識、潜在意識、顕在意識があり、死ねば顕在意識がなくなり、あの世では潜在意識が顕在意識に、超意識が潜在意識に変わると語っていた。

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