例会詳細

6月本部例会
午後一時半から30分の通常総会後、講演会があります。
日時 平成20年6月14日(土)午後2:00〜5:00

会場 日本伝統医療科学大学院大学大講義室
交通 東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅 1番出口より徒歩2分 JR総武線 信濃町駅より徒歩7分
会費 会員 2000円(含当日入会申込者) 一般 3000円

講演 「宇宙の記憶」
講師 木内鶴彦氏
 私は22歳の時、生死を彷徨、大変珍しい病気に侵されました。その時の非常に貴重な体験から生きているとは何か、生命とは何か、そして死とは何かと言う事を学んだのでしたが、しかし現実の世界へ生き戻って今の社会構造を考えて見ると、余にも掛け離れた人間の驕りによって造られた社会構造である事に愕然となりました。そこで、壮大な宇宙から地球を観察して見ようと彗星捜索研究を通じて、地球生命体である我々の存在についての謎解きをする事になった訳です。
 この地球上では大いなる生態系の循環が起こって、生命体が生息する事になった訳ですが、現在の産業構造は生態系の循環をあまり考慮していない事に気がつくのです。其の原因は人間の思いから便利さ豊かさを求めて来た結果、お金と言う便利な通貨システムを考え出した事から始まり、その最終結果として、環境汚染が広がり、今では、生命の住み難い環境になっています。
 この地球において、どんなに素晴らしいイデオロギーであっても、人間のおごりから生態系の循環を失ってしまうようでは、我々の存在が失われてしまう事に成ります。
そこで考えなくては成らないのは、なぜ人間がこの地球上に誕生したのかを考えてみると、人間は生態系の循環のバランスを整える能力がある事を理解できます。
 この様な事から我々は、古来より神々との『はるかな約束』を守って行かなくてはならないのです。
※彗星の発見者に会える機会は希ですので、会員の皆様もご友人、知人をさそっていらして下さい。

木内鶴彦氏のプロフィール
 北八ヶ岳天文台の代表、日本天文学会会員、東亜天文学会会員、彗星捜索家。
 長野県南佐久郡小海町で生まれ、6歳の頃から宇宙や星に興味を持ち始める。小学3年生の時、虫眼鏡のレンズを使って自作の天体望遠鏡を作り、月や惑星の観測を始める。1990年チェルニス・キウチ・ナカムラ彗星、ツチヤ・キウチ彗星発見。新天体発見功労賞を多数受賞。各地でイベントや講演活動を多数行う。またテレビやラジオなどの番組に多数出演。
著書「宇宙の記憶」「生き方は星空が教えてくれる」

詳しい模様は会報サイジャーナル上で報告しています
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